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ダイエットしたい男性

日本の食事風景も、古来から親しまれてきた和食が消え、洋食がテーブルを飾ることが多くなってきました。
また、飲食店もファーストフード店やラーメン店、ファミレスなど手軽で早く安い店が人気です。

こうした食生活を続けたことで、日本人の肥満者の割合は、2017年1月時点で男性が29.5%、女性が19.2%となっており、女性は10年前と比較すると多少減少傾向にありますが、男性はほぼ横ばいとなっています。
男性は2人に1人、女性は5人に1人がメタボリックシンドロームか、その予備群に入っているともいわれています。

この日本人の肥満傾向を改善すべく、企業では社員らに対して、積極的にメタボリックシンドローム予防を勧めたりと、健康維持活動に取り組んでいます。
そんな中、病院でも新たに肥満外来を設置して、肥満者の健康維持のサポートをしています。
では、実際に肥満外来で行われている治療にはどのようなものがあるのでしょうか。

肥満外来で通院してても食事などには気を付ける

今、「肥満外来」を設置する病院が増えており、ちょっとした話題となっています。
肥満外来とは、肥満の改善を専門に行う外来で、一人一人異なる肥満原因を追求して最適な治療法で内脂肪を減らしていきます。

自分でダイエットをした場合、最初は頑張っていてもだんだん疲れることが嫌になって長続きしなかったり、せっかく痩せたのに、再び肥満時の生活に戻ってリバウンドしてしまうというケースが多く、なかなかダイエットが成功できないという人は多いです。
このように、自分で健康的に痩せることができない人を対象に、ダイエットの専門家が最適な方法でリバウンドしにくいダイエット法を指導してくれます。
肥満外来での治療が必要な人は、医療機関によっても多少の違いはありますが、一般的には健康診断でメタボリックシンドローム・肥満と診断された人、またはその予備群であると診断された人です。

肥満かどうかを調べるためには、BMI(BodyMassIndex=肥満度)から判断することができます。
BMIは体重÷(身長×身長)で求めることができ、肥満度の低い順にBMI25以上30未満がレベル1、30以上35未満がレベル2、35以上40未満がレベル3、40以上がレベル4に分類されます。
肥満外来によっては、より肥満が深刻でメタボリックシンドロームの危険性があるレベル3以上に限定しているところもあります。

BMIで数値が高かった人に対して、肥満外来では専門家が精密検査やカウンセリングなどを行い、治療方法を導いていきます。
肥満の治療としてはこれも医療機関により様々ですが、患者さんのメディカルチェックデータや肥満原因から食事療法、運動療法、行動修正療法、薬物療法、外科的療法などを行っていきます。

食事療法

肥満治療の基本が食生活改善です。
専門家がメディカルチェックの結果を基にその人のペースに合わせた食生活改善法を提案してくれます。
自分で食生活改善を試みようと思っても、管理栄養士の知識が無いと食材のカロリーがどのくらいで、料理にした場合どのくらいのカロリーになるかなど、細かなカロリー計算ができません。
単にカロリーの高いものを抜いた食生活改善法では、栄養バランスが崩れてしまい健康的に痩せることができません。
外来では、リバウンドしにくい体質にしながら食生活改善を行っていきます。

運動療法

運動療法の大きなポイントは、辛いと思うような運動ではなく、無理なく続けられると感じる運動を継続して行うことです。
これを継続して行うことで、基礎代謝がアップしてリバウンドしにくい体質へと変えていくことができ、痩せたままの体をキープできるようになります。
運動療法無しで痩せたとしても、その人がリバウンドしやすい体質であれば、また肥満体型に戻ってしまう確率が高いです。
肥満外来では、専門家がリバウンドしにくく、無理のない運動を指導してくれます。

行動修正療法

行動修正療法とは、肥満の原因を作る過食や暴飲暴食などを自らの意志で抑えるように、行動を修正していく治療法です。
専門家の指導のもと、行動修正を習慣付けていくことによって、暴飲暴食や食べ過ぎを抑えることができるようになります。
肥満を作る原因を断つことで、また一歩ダイエットを成功に導くことができます。

薬物療法

患者さんのメディカルチェックの結果に体質や体調などを考慮したうえで、専門家が効果的な治療薬を処方していきます。
治療薬は、即効性の高いものから体質を改善させる緩効性のものがあります。

外科的療法

直接脂肪を除去する脂肪吸引や、小さな胃袋を胃の入り口に作ることで食事量を制限する胃バイパス手術などを行う場合もあります。

肥満外来

肥満外来では、3つの基本となる治療法を採用し、必要に応じてさらに2つの治療法を加える形式で行われます。
肥満を改善させるためには、無理なく続けていくことがとても重要です。
そのため、「肥満外来で治療を受けているから、家では特に気を付けなくても良い」と好き勝手過ごすのではなく、指導された食生活を続けていくことが大切です。

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